そもそもCAT4ってなに?
海外の学校の受験でよく出てくるCAT4。マレーシアのインターナショナルスクールでもメジャーなものだそうです。
CAT4(Cognitive Ability Test Ver.4)は、文字通りCognitive Ability=認知能力(※)を測るテストですが、通常の学力試験とは異なり、受験者の地頭や学習のベースとなる基礎的な力(言語、論理、記憶、空間把握など)を測るテストです。
https://ic.nucba.ac.jp/jp/
cat4については、
知能テストのようなもので、
(正確さや、本人の能力を正しく知るためにも)
「対策をしないほうがよい」という言葉を、CAT4を運営しているGL educationalのサイトでもみたのですが、
・全文英語のテストになること
・PC操作にもなれる必要がある
と思い、簡単ですが、親子で準備をしておきました。
どんな問題がでるのか、といった説明は、下記動画が英語ですがとても分かりやすかったです。
我が家のインターナショナルスクールの入学テストとCAT4対策について
見学した学校すべてで、
・入学テストで落とされることはないこと
・試験は、面接・CAT4の2つ
と言われていました。(学校や学年によって、算数・英語等のテストがあるようですが、我が家はこの2つでした。)
実際のcat4の対策は簡単に
親が動画などをみて、問題を理解した後で、簡単な練習を子どもにしてもらいました。
有料のものが多かったのですが、60ドル以上するものが多かったので、無料のものだけで、準備をしました。
テストプレップオンラインで、10分程度のサンプルテストを操作しながら練習できました。
実施のテスト画面とは少し異なりましたが、【パソコンを操作し回答することになれる】という意味でも、我が家には十分でした。
サンプルテストを受けた後は、ある程度解き方のコツも本人に伝えておきました。
・全部英語だから、言語の問題はわからなくても気にしないこと
・その代わり数列や図形の問題は、あきらめずに考えること
・難しい問題も混ざっているから、そういう場合は、適当に選んで次の問題に進めること
非言語/形の分析(Non-Verbal Figure Analysis )では、
【折り紙を折って穴あけパンチで開けたら、どこに穴が開くか正しいものを選ぶ】
という問題がでるのですが、
これは実際に折り紙を使って、穴をあけ、考え方をイメージしておきました。
(非言語は頑張ってほしかった という、親の正直な気持ちです笑)
本番当日の試験は全部で100分ほど
本番当日、オンラインで入学担当者と接続すると、
①まずはcat4を行い、②その後校長先生と面談 という流れを伝えられました。
cat4のテスト中は、
・カメラをオンにし、画面共有にすること(おそらく不正防止のため)
・親が答えを教えたり、ヒントを出さないこと を注意され、テストは開始されました。
CAT4テストは大きくは2つのパートに分かれており、間で休憩をとることも可能のようでした。
(娘はそのまま一気に受験していましたが、、、)
図形・数列など1つずつの大問題ごとに、問題の解き方と、例題が2問出ます。
それぞれ英語の音声で説明がありました。この解き方と、例題の2問だけは、私が娘のそばで日本語で、フォローをしても特に何も言われませんでした。
(実際のルールはわかりませんが、娘の場合は、何も言われませんでした)
(実際の問題が始まったら、私は側を離れて、洗濯物を畳んだり別作業を、、)
ちなみに、リビングで受験したのですが、「落ちない」と思っても、なんとなく張り詰めた空気になりました
問題は戻れるし、見直しもできる
テストの冒頭で説明が何度もあるのですが、
その時間内の問題が全体で何問あり、今解いているのが何問目なのか、常にわかるようになっていました。
残りの時間も常に出ているため、一定年齢の以上の子であれば、時間配分はしやすいようになっていました。
【時間に追われる、足りなくなることもある】という口コミを見ていましたが、
娘の場合は、比較的サクサク進めて、余った時間もありました。
試験のあとは校長先生と面談
試験の後、校長先生と面談しました。
面談と言っても、英語テストのようなものでした。
単語のチェック:色や数字、単語の名前など、簡単な単語をイラストを見て答えるもの
簡単なリーディング:指定された2~3行の文章を読む、というのがいくつか
フォニックス:フォニックスを見て、音とその音で始まる言葉を答える
ほんの少しだけ会話:趣味や、好きな食べ物などを受け答え
想像していたよりも、英語が話せない子に合わせてくれたテスト内容になっていました。
無事試験は合格になりましたが、英語の勉強はもっと継続せねば、、と痛感した、入学試験でした
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