~クレジット?電子マネー?現金?~
海外旅行の際、特に気になるのが現地での通貨や支払い方法です。マレーシア旅行を計画している方に向けて、現金やクレジットカード、電子マネーの利用状況をまとめてみました。
現金(キャッシュ)
マレーシアでは、通貨としてRM(リンギット)が使用されています。
紙幣にはRM1、2、5、10、20、50、100があり、
コインは1、5、10、20、50セントがあります。
RM2、RM100紙幣はまだ見たことがありませんし、
¢1、¢5のコインもほとんど見たことがありません。
セントは少数点で表記されるため
レジでRM10.2と表示されていたら、
RM10紙幣と、20セントコインを出すとちょうどになります。
リンギット通貨の両替方法 ~ATMからの引き出し~
現地での両替ももちろん可能です。
両替所は、繁華街であれば、割といたるところにあると思います。
私は普段は、Wiseのデビットカードの機能を利用し、
現地のATMから直接リンギットを引き出しています。
(おそらくレートや手数料的に安いほうだと思います)
両替所で両替をする場合も、
空港やホテルの両替所よりも、ブキッビンタンなどの市内の両替所を利用すると、
より良いレートで両替できると言われています。
↓Rilyさんのこの動画も参考になるかと思います。↓
現金を使うシーンは多くないものの、持っておいた方が良い
キャッシュレス決済も進んでいるためローカルのレストランなどでもカード決済・電子マネー決済が使えます。
ただ、有料トイレがあったり、屋台などで使えない場合があるので、カード決済メインのかたも
最低限は持っておくとよいと思います。
例えば、観光地のアロー通りから近いLOT10のトイレは、1人RM0.5が現金で必要です。
(アロー通りのレストランのトイレを使う勇気がまだなく、いつもこちらにお世話になっています💦)
クレジットカード・デビットカードもクアラルンプールではとても便利
マレーシアでは、都市部でのキャッシュレス決済が非常に進んでおり、
ほとんどのモールやレストラン、カフェ、ショップでクレジットカードやデビットカードが使えます。
(Statista Digital Market Insights; Statistaによると、
マレーシアにおけるデジタル決済サービスの推定普及率は、2024年で67%を超えています。
とても高いですよね)
特にVISAやMasterCardが広く受け入れられており、
日本で作ったカードも基本的に問題なく利用できます。
ただし、アメリカン・エキスプレス・JCB・ダイナースなどはほとんど利用できないので、注意が必要です。
個人的におススメは、エポスカード。
利用付帯ですが、海外旅行保険がしっかりついていますし、マルイでの10%オフも嬉しいですし。
プラチナだと、プライオリティパスの権利がついてきて、世界の空港のラウンジが使えます。
(もちろんマレーシアのKLIA空港のラウンジも使えます!)
また、マレーシアでは多くの店舗がタッチ決済(非接触決済)に対応しています。
カードをかざすだけで、スムーズに支払いが完了するので電子マネー感覚で利用でき、非常に便利です。
電子マネーはGrab Payが便利
マレーシアにも電子マネーは複数あります。もっともよく見るものは、「Touch’n Go」という電子マネーです。
これは日本のSuicaのような交通系電子マネーで、鉄道やバスでの移動に使用するのはもちろん、
コンビニやファストフード店・レストラン等、割とどこでも利用できます。
Touch’n Goのカードは駅の窓口で購入でき、専用アプリからトップアップ(チャージ)することも可能です。またe-walletとしてアプリのみで決済することも可能です。
しかし、観光や短期旅行の場合、公共交通機関を頻繁に利用しない場合はTouch’n Goが必須というわけではありません。
特に、タクシーや配車アプリをメインで利用する場合は、Touch’n Goを無理に準備しなくても問題ありません。
旅行者にも使いやすい電子マネー、Grab Pay
もう一つ便利な電子マネーとして、マレーシアの配車アプリGrabの中にあるGrab Payがあります。Grabは、タクシー配車やフードデリバリー、ショッピングなど多機能を備えたアプリで、
その中の機能のGrab Payを利用して支払いをすることができます。
Touch’n Go同様に、コンビニ・スーパー・レストランなど幅広く利用することができます。
・使い方も非常にシンプルです。レジで「Can I use Grab Pay?」と伝え、
アプリ内のQRコードを読み取ってもらう/または提示されたQRコードを読み取ること で支払いが完了します。
店によっては、金額を自分で入力する場合もありますが、基本的には日本のPayPayのような使い勝手です。
↓Grabアプリを開き、右上のスキャンマークからGrab Payに行けます
↓スキャン画面が出るので、この画面でお店のQRコードをスキャンすれば支払い画面に行きます。
利用前にトップアップ(チャージ)しておくことが必要なので、右下の「Top up」を押します
↓100・150・500などの中から、金額を選ぶか、直接入力してトップアップすることができます。
ただし、私の場合は、日本のクレジットカードを登録しているためか、トップアップ(チャージ)に上限があり、RM500までしかチャージできないという制限がありました。
またトップアップには1%の手数料が発生します。
マレーシアでの決済方法の使い分け
私は移住して2か月が経ちましたが、ほとんどの場面でキャッシュレス決済が可能です。
特に都市部では、現金が必要になる場面は非常に少なく、ローカルレストランでもクレジットカードや電子マネーでの支払いが一般的です。
ただし、まれに現金のみしか使用できないシーンがあるため、少額の現金を持っておくと安心です。
コンビニや少額の決済はGrab Payかクレジットカードで、ある程度の金額になる支払いはクレジットカードで済ませるなど、状況に応じて使い分けています。
このように、マレーシア旅行では、クレジットカードや電子マネーが非常に便利です。特に短期の旅行者であれば、現金の準備は最低限で済ませ、あとはキャッシュレス決済をメインに考えると快適な旅を楽しめるかと思います★★
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